日本の食は、わんどに任せろ!

「スイカ」野呂 淳悦さん

のろ じゅんえつ 
野呂 淳悦さん(42)
ますめ 
益女さん(44)

歴史あるスイカの名産地・屏風山で、土や栽培方法に工夫を凝らし、夫婦で真摯にスイカ作りに励んでいます。

「スイカ」野呂 淳悦さん

のろ じゅんえつ 
野呂 淳悦さん(42)
ますめ 
益女さん(44)

歴史あるスイカの名産地・屏風山で、土や栽培方法に工夫を凝らし、夫婦で真摯にスイカ作りに励んでいます。

「コメ」 「コメ」
「コメ」小笠原 俊也さん

おがさわら しゅんや
小笠原 俊也さん(46)

世界遺産「白神山地」を源流とする名水と、津軽の肥沃な土地で育てたコメの一粒一粒に存在する物語…。米作りに情熱を注ぎ、おいしいコメを作りたいと、7年前に生産組合「情熱物語」を結成。青森のブランド米「青天の霹靂」など特別栽培米を作っています。「農薬と化学肥料を5割削減するため、種の温湯消毒や、間伐材を炭にして堆肥に混ぜて田んぼに入れ、微生物が棲みやすい環境を実現。稲わらは牛のお布団にするなど循環型農業にも取り組んでいます」と小笠原さん。
自慢の田んぼは、まるでビオトープのように鷺やドジョウが棲んでいます。県の土作りマイスターであり、コメの食味コンクールでベストファーマーに認定された、太鼓判のおいしさです。

「リンゴ」 「リンゴ」
「リンゴ」柴谷 亮さん

しばや あきら
柴谷 亮さん(64)

樹齢138年、現役の日本一古いりんごの樹があるつがる市で、「紅玉」や「ふじ」などリンゴを栽培する柴谷さん。「おいしいリンゴを作りたいから、土に化学肥料は一切使わず、剏穀や、自然界から抽出した微生物のEM菌を使い、柔らかくして樹に優しい土作りにこだわっています」。ほかにも、近くのスーパーが廃棄した食品を譲り受け推肥に活用しており、循環型農業にも貢献。「木に負担をかけたくない」と、できるだけ除草剤を使わない工夫も行っています。「皮が薄くて果汁が多い、つがる市のリンゴ食べでみで〜」と笑顔。
昨年から長男が「後を継ぐ」と頑張っているのも嬉しい限り。「たくさん技術を伝えて、一緒にリンゴを作り続けたい」と話していました。

「ナガイモ」 「ナガイモ」
「ナガイモ」相川 泰望さん

あいかわ やすみ
相川 泰望さん(47)

砂丘地帯の開拓地・屏風山地域で、出稼ぎのない暮らしを目指し、最初にナガイモ作りを始めた故・相川忠蜜満さん。父の意志を受け継ぎ、真っ白で粘りが強くアクがない、おいしいナガイモを作っているのが相川泰望さんです。
「農薬を使わなくてもいいように、木を燃やした時にできる木酢やヒバ油を葉っぱに撒いて害虫を防除。ナガイモを掘るとき、土をひっくり返さないセンター堀りで栄養たっぷりの土が下に沈まないよう工夫し、次に撒く肥料を削減。ナガイモの葉やツルは抜かず、そのまま土にすき込む『緑肥』を行い、土を元気にしています。」
ミネラルが豊富な土壌で育てた、みずみずしいナガイモを ぜひ味わって!

「ゴボウ」 「ゴボウ」
「ゴボウ」松橋 伊邦朗さん

まつはし いくお
松橋 伊邦朗さん(44)

つがる市の冷涼な気候は、ゴボウの生育に最適。また屏風山の砂地も、細長いゴボウが掘りやすい土壌です。そこで、ナガイモなどとの輪作で、単品栽培による連作障害を回避し、作付面積を増やしているゴボウ。松橋さんは農家の8代目として生産履歴を徹底させ、除草剤を使いたくないと、初期の雑草は、すべて手で取るこだわりようです。
「ゴボウは、発芽期が勝負。真っすぐ育つかどうかが決まるんです。だから堆肥は、籾殻と牛の糞を発酵させた完熟堆肥で土壌を整えている」と打ち明けます。
「砂地だから肌の色は黒いけど、柔らかくておいしいゴボウができるんです。馬肉と煮れば、最高の旨さです」と笑顔で話してくれました。

「メロン」 「メロン」
「メロン」坂本 新さん

さかもと あらた
坂本 新さん(26)ご家族

全国有数のメロンの産地として知られる、砂丘地帯の屏風山。親子3世代、高品質で香り良く、とろけるような甘さのメロンを作っています。「こだわりは、温度管理。『タカミ』という品種のネットメロンを、雨よけのビニールハウスでトンネル栽培し、風向きを考慮しながら寒いときは閉め、暑いときは開けて大事に育てています」と新さん。
牛糞を3年寝かせて発酵させた堆肥で土を元気にし、灌水チューブで水管理もバッチリ。「農薬はなるべくかけないように」と安全にも配慮しています。家族で力を合わせて作ったメロンは、糖度も高く、しっかりした肉質が美味。「メロンは自分の子どもと一緒で、育てる喜びを感じます」と笑顔で話してくれました。

「スイカ」 「スイカ」
「スイカ」工藤 良二さん

くどう りょうじ
工藤 良二さん(55)

実がしっかりしていてみずみずしい、砂丘地帯の屏風山で育ったスイカ。昼と夜の寒暖差が大きいことから、糖度が増し高い甘さを誇っています。
「ブラックジャック」という品種の、黒い種がなく食べやすいスイカを作る工藤さんは、農家の5代目。「消費者に喜ばれる、時代にマッチしたスイカを育てている」と話します。
水管理を徹底させ、完熟堆肥を使用。実がつく前、スイカが風雨にさらされないようビニールハウスに移します。
「手間ひまかけ丁寧に育てることで病気にかからないから、農薬が半分で済む。傷もつかず質良い用スイカができるんです。」糖度は12度以上で、秀品がほとんど。「今年も、おいしいスイガ、出来だよ〜!」

「ネギ」 「ネギ」
「ネギ」大屋 伸彰さん

おおや のぶあき
大屋 伸彰さん(62)

岩木川のほとり。白い部分が太くて立派な、旨味たっぷりのネギを生産している大屋さんは「11月末にゴマみたいな種から育てて、冬はビニールハウスで育苗。4月に露地植えして夏に収穫する。低農薬はもちろん、化学肥料を抑え、牛糞で作った堆肥で育て、いっぱい愛情を注いでいるから、おいしくなるんだ」と話します。
昼は温かいのに夜寒くなる、つがる市の気候が夏ネギの生産にベストマッチ。砂丘地で作るから、どんな食べ物にも合う柔らかいネギに育つのだそうです。
「添え物のネギだけど、鍋料理にたくさん入れたり、焼いて田楽にすれば主役になるおいしさだ。真っ白で根がみずみずしいネギが旨いネギ」と教えてくれました。

「トマト」 「トマト」
「トマト」黒滝 晃仁さん

くろたき あきひと
黒滝 晃仁さん(56)

夏から秋にかけて、色鮮やかな実をつけるトマト「桃太郎」。甘味と酸味が絶妙なバランスの、実がしっかりしたトマトを作っているのが黒滝さんです。「ビニールハウスの中でも、太陽の光がいっぱいあたるように、株と株の間に余裕を持たせ、土作りには発酵させた有機肥料を使っています。水やりの間隔を短くし、甘さを保っているんですよ」と明かします。
「収穫したトマトの近くにある葉を手作業で取り除き、釣り上げて次のトマトをおいしくするのは大変だけど、つがるブランドとして農薬の回数を守り、甘いトマトに仕上げています。」
更においしいトマトを目指し、実験園も作って深求。こうして出来た採れたてのトマトは、ずっしり丸い、芳醇な味でした。